事務局日誌⑦|2000年シンポジウムにみるクラブづくりの原点

前回に引き続き、2000年に開催された第5回シンポジウムの資料をもとに、当時の取り組みを振り返ります。

本シンポジウムは「21世紀型スポーツクラブ ―スポーツ環境の変化の中で―」をテーマに掲げ、社会環境の変化に対応したクラブの在り方について議論が行われました。週休二日制の定着や余暇時間の増加など、スポーツを取り巻く状況が大きく変わる中で、地域に根ざしたクラブの重要性が強く意識されていたことがうかがえます。

分科会では「スポーツ環境の変化とクラブづくり」などをテーマに具体的な議論が行われ、当時より東北クラブユースサッカー連盟の理事長であった小幡氏も登壇されました。大会の成績のみを追い求めるのではなく、地域社会と関わりながら、選手の成長を支えるクラブのあり方についての問題提起がなされていたと記憶しております。

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当時の資料からは、クラブユースが単なる競技の枠を超え、地域や社会とともに歩む存在として発展していこうとする強い意志が感じられます。その考え方は、現在の私たちの活動にも確実に引き継がれているものといえるでしょう。

引き続き、こうした歩みを振り返りながら、次の時代に向けた連盟の在り方を考えてまいります。